すべての CO2 貯蔵タンクが設置され、オーロラ CCS プロジェクトが本格化

エネルギー大手シェル、エクイノール、トータルエナジーズのジョイントベンチャー（JV）であるオーロラ二酸化炭素回収・貯蔵（CCS）プロジェクトの12基のCO2貯蔵タンクすべてが、ノルウェーのオイガーデンにあるプロジェクトのCO2受け入れ施設に設置された。

ノーザンライツ合弁会社は、最初の一時的な CO2 貯蔵タンクが持ち上げられて設置されてから約 2 か月後の 6 月 2 日に、ソーシャル メディアを通じて建設のマイルストーンを明らかにしました。

各タンクの高さは 32.5 メートルで、約 700 トンの CO2 を貯蔵する能力があります。その後、CO2 はパイプラインに注入され、沖合の貯留層に永久的に保管されます。

合弁会社は、建設工事は予定通りに進んでおり、ノーザンライツは2024年からノルウェーとヨーロッパからのCO2排出に対応する準備が整うと付け加えた。

つい最近、ノルウェー石油安全局（PSA）は、ノーザンライツ合弁会社の背後にある合弁事業の監査と、同名プロジェクトに関連したパイプラインと海底施設のフォローアップを完了した。

監査では不適合や改善点は発見されなかったと報告されている。

ノーザン ライツは、ヨーロッパ全土の産業からの CO2 を安全に貯蔵するためのオープンで柔軟なインフラストラクチャを開発する初の産業用 CCS プロジェクトであると言われています。 これは本格的なロングシップ CCS プロジェクトの一環であり、北海北部の貯留層で CO2 を輸送、受け取り、永久貯蔵することが含まれます。

ヨーロッパの排出者から回収され液化された CO2 は、LNG を燃料とする風力を利用した CO2 輸送船 2 隻に積み込まれ、オイガーデンの受け入れターミナルに配送されます。

第 1 段階は 2024 年半ばに完了する予定で、年間最大 150 万トンの CO2 を恒久的に貯蔵できる能力があり、第 2 段階の開発段階では年間 500 万トン以上に拡大することが目標です。

オーロラプロジェクトについて詳しく読むここ。

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